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バンクのあるコーナーとS字コーナーをもつ高速サーキット。電撃オンラインよりコース全景を頂戴しました |
1月23日午後21:00に晴天の中ハイスピードリンクにて無改造の
Lexus LFAを用いて第2期の3GT5選手権の第1戦が行われました。予選で1'07.512を叩き出したNakanishiがポールポジションを獲得。2位と1秒以上の差をつける見事な走りをする。
本戦は15週で行われたが、1周目から事故が多発。まずTurn1でSugaとNakanishiが接触しSugaが壁に激突。Nakanishiはトンネルでクラッシュを喫する。2週目に入るとYamanaka、Nakanishi、Sugaの順でそれぞれ3.5秒の差が開く。Nakanishiは8週目までジリジリとYamanakaとの差を縮め、スリップストリームを利用してオーバーテイク。その後NakanishiとYamanakaは3秒前後の差を保ちながらレースを終えた。Sugaは1週目のクラッシュで心が折れ、タイヤマネジメントも上手くいかず13週目にピットイン。2週遅れで完走を果たした。
NakanishiはPole Position、Fastest Lap、Winのハットトリックを決め今シーズンの活躍を予感させた。Yamanakaは大きなミスをしない相手のミスを待つ粘りの走りでプレッシャーをかけ続け、次戦に向けて良い試合をしたと言える。Suga選手は周回数が増えた今期のレースでは、タイヤマネジメントを考えた調整が必要となるであろう。
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予選の結果グリッド順はNakanishi, Suga, Yamanakaの順となった |
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スタート直後のSugaとYamanaka。接触スレスレの攻防に会場が湧いた |
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Turn1での三つ巴の争い |
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トンネル前でNakanishiが滑りクラッシュ。Yamanakaも白煙をあげる |
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8週目にスリップにつきYamanakaをオーバーテイク |
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タイヤが悲鳴を上げピットに向かうSuga |
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「今日の試合に俺イラネーだろ」と給油係のピットクルーがぼやいていたそうだ |
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最終週のラストコーナー。Yamanakaに3秒差をつけるNakanishi |
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2週遅れ透明化でゴールをするSuga。「最初がすべてでした。次に頭を切り替えていきます」と言い残しいつもより早めにサーキットを後にした
ドライバーズコメント
1位 M.Nakanishi
「フリー走行の時からこのコースとの相性の良さを感じていました。誰よりも長くコースにいましたし、ラインの研究も相当しましたので結果が出てとても満足しています。1週目のトンネルでクラッシュした時は肝が冷えましたけど、いつもの走りをすれば追い抜けると自分に言い聞かせて冷静でいるように心がけました。ピットクルー達にはこたつでみかんでも食べながらぬくぬく観戦してていいよと言っていたので、タイヤをしっかり保たせてピットに入らないで走りきれてホッとしました。次戦も最高のパフォーマンスを目指すので是非とも富士スピードウェイまで足を運んで下さい。」
2位 K.Yamanaka
「フリー走行の時点で自分のラップタイムが1秒以上遅いと分かっていたので、今回のレースではタイムを出すよりも、ミスをせずタイヤを温存する走りをして、トータルでの速さを重視しました。結果、大きなミスもなく良い結果を得られました。今シーズンのレギュレーションでは、1位のポイントが大きいため、次戦では、速くてミスをしない走りをし1位を獲れるよう頑張ります。」
3位 Hiroki.Suga
「予選の結果でやばいなとは思っていたのですが、最初にスリップについて1コーナーで前に出れば勝算があると思っていました。前の車がスリップを嫌ってラインを変えたのに合わせて僕もラインを変えたのですが、それがいけなかったのかな。Mitsuruとサイドバイサイドになって慣れないラインでコーナーに進入して彼と僕のラインが交差したみたいです。レースにアクシデントはつきものですがやっぱりキツイですね。結果的に最初がすべてでした。次に頭を切り替えていきます。」
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次もポールポジションは渡さん
返信削除きつかったわー リタイアするか悩んだくらいだ
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